4月の上旬に岩手県の安比高原に出来たANAインターコンチネンタルに宿泊したので、お部屋の様子を紹介します。
東北初のラグジュアリーリゾートホテル
2021年12月〜2022年2月に岩手県の安比高原にIHGグループのホテルが一気に3つも出来たということで、東北在住のIHGのホテル好きの私としてはすごーく注目していました。
これまで東北にIHGグループのホテルは仙台にホリデイイン、秋田にクラウンプラザがありました。インターコンチネンタルはなかったので初登場となります。
東北の外資系の高級ホテルと言えばウェスティン仙台もありますが、ANAインターコンチネンタル安比高原は東北初のラグジュアリーリゾートホテルということで、今回夫の誕生日も近かったので非日常を体験するために滞在することにしました。(お値段もウェスティン仙台<インターコンチネンタル安比高原です。)
2022 WORLD LUXURY HOTEL AWARDSを受賞
インターコンチネンタル安比高原は旅行業界のアカデミー賞と称される「2022 WORLD LUXURY HOTEL AWARDS」の「ラグジュアリーデスティネーションホテル部門 アジア賞」を開業して8ヶ月足らずで受賞しました。
<WORLD LUXURY HOTEL AWARDSとは?>
2006年に設立されたWORLD LUXURY HOTEL AWARDSは、ラグジュアリーホテル業界での業績の頂点であり、毎年世界トップレベルの施設やサービスを提供しているラグジュアリーホテルに与えられる名誉ある賞で、全世界のホテルの中から旅行・観光業界の専門家やコンサルタント、旅行会社、宿泊者など3週間に渡って30万人以上の評価や投票によって選出される。
PR TIMESより
「ラグジュアリーデスティネーションホテル部門 アジア賞」では日本で唯一ANAインターコンチネンタル安比高原が受賞しています。(サイトを見ると他の部門では多くの日本のホテルが受賞していました。)
ANAインターコンチネンタル安比高原は全室クラブルーム
インターコンチネンタル安比高原は38の客室があるのですが、全てクラブルームになっているので、「アフタヌーンティー」、「アペロ」、「朝食」がコンプリメンタリーとなっています。
ホテルステイをゆっくり楽しむならクラブルームの滞在がベストだと思うので、これもまた大変楽しみです。
宮城県からは東北道を利用して約3時間
宮城県から東北道に乗り、前沢SAで休憩がてら前沢牛串を食べたりしながら約3時間のドライブでホテルに到着しました。
道中、盛岡市に入ると岩手山が見えてきました。4月上旬なのでまだ雪が残っています。標高は2,038mで結構迫力のある山です。
岩手県は宮城県のお隣りですが面積が日本で2番目に大きい県なので、なんだかんだ安比高原までいくのに時間がかかりました。
到着からチェックインまで
バレーパーキングなのでエントランスで車を預けて駐車してもらいます。
チェックアウトの際はエントランスに車が準備されていました。しかも黄砂で汚れた我が家の車の窓拭きや埃とりまでしていただきました。
バレーパーキングのサービスには慣れていないので緊張します。
小汚い車で申し訳ない…😭
エントランスを進むと八幡平の「ドラゴンアイ」をモチーフにしたアートがお出迎えしてくれます。
5月下旬から6月上旬に八幡平の鏡沼の雪解けの様子が竜の目のように見えることから「ドラゴンアイ」と呼ばれ、まさにこのアートのような景色を見ることが出来ます。
もしこのシーズンに八幡平を訪れることが出来る方がいれば是非見てください。私が訪れた4月上旬は見ることが出来ないのでアートで楽しみます。
ドラゴンアイのアートの隣には曲げわっぱなどで出来た食器やお弁当箱などが展示されていました。秋田県もホテルから近いので、ホテル周辺地域の伝統工芸品が展示されているのはその土地の魅力を知ることが出来て素敵です。
チェックインはロビーラウンジでウェルカムドリンクをいただきながら行います。
こちらのロビーラウンジがクラブラウンジになっており、アフタヌーンティーやアペロをこちらで楽ししみます。
私はお酒が飲めないのでマンゴージュース、夫はAYALAのシャンパンをいただきました。
夫がAYALAを調べたところ英国王室御用達の認定証「ロイヤルワラント」の称号を授与されたブランドでした。私もいただいておけばよかった…
チェックインでは簡単な書類の記載とサービスの説明がありました。スタッフの方達は若い方が多い印象です。
ちょうど私たちがチェックインした時間がアフタヌーンティーの時間帯と重なっていたので、チェックイン後にアフタヌーンティーをいただくことにしました。(アフタヌーンティーの様子は別記事にします。)
アフタヌーンティーをいただいた後は宿泊するお部屋に移動します。今回はダイヤモンドアンバサダーメンバーの特典でお部屋をアップグレードしていただけたとので、とっても楽しみです。(事前にIHGのアプリを確認したらお部屋のグレードが変わっていたので知っていましたが…😁)
お部屋:2クイーンプレミアムテラス付き
今回のお部屋は3階のお部屋です。こちらのホテルは3階建てなので、3階が最上階の客室になりましす。
こちらが「2クイーンプレミアムテラス付き」というお部屋です。ドラゴンアイと同じブルーをアクセントに木目を生かした明るい雰囲気のお部屋です。
入った瞬間「めっちゃ広い!」というのが1番の感想です。2022年の2月に開業したばかりなので、お部屋も新しくてピカピカです。
ベッドはクイーンサイズのベッドが2台です。枕元にはコンセントとUSBの充電ポートがあります。
お部屋にはコーナーソファとテーブル、それとは別にテーブルと椅子もあります。主にお部屋に滞在中はコーナーソファに座って動画を見たり、読書を楽しんでいました。
クローゼットはウォークインタイプです。
トイレとバスルームも分かれており、トイレの手前にはドレッサーまであります。
お部屋の広さは今まで私たちが宿泊したホテルの中で3本の指に入る広さです。(3本中全てがインターコンチネンタルでアップグレードしていただけたお部屋です。)
お部屋の雰囲気はところどころ和のテイストも入っていおり、海外からのお客様も日本を感じることができると思います。
お部屋からの景色
お部屋からの景色は「ゲレンデビュー」となっていますが、私が訪れた4月上旬はスキーシーズンが終了しているので、マウンテンビューとなっています。でもまだ完全に雪が溶けきれていません。
テラスもついていたのでもう少し暖かければ、テラスでお茶や読書を楽しむことが出来たと思います。(私が訪れた時の安比高原の気温は19℃/5℃ で長時間外にいるには肌寒い🥶)
それでもテラスに立って深呼吸をすると緑と大地の香りがして癒されました。
木や草、土の香りをかぐと小さい頃に野山で遊んだ記憶が蘇り、ノスタルジーな気持ちになります。
夜はテラスから星も眺めることが出来ました。感動するくらいの星空ではありませんが…
バスルーム
バスルームのドアを開けて入った瞬間、檜の香りが広がり癒しの空間となっています。
なんとこちらのバスルームには檜風呂がついています。プレミアムのお部屋だとバスタブが檜風呂になっているようです。
ブラインドを開ければ、山を眺めながら檜の香りの中でお風呂を楽しむことが出来ます。開放感たっぷりで、まるで森林浴をしながらお風呂に入っている気分です。
檜風呂とは別にシャワールームがあります。シャワールームに椅子があるのも私的にはポイントが高いです。ずっと立ったままシャワーを浴びるのがしんどいんです。お年寄りの方はずっと立ったままは厳しいと思います。
バスルームのアメニティ
シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュなど
🔷 シャンプー 🔷 コンディショナー 🔷 ボディーウォッシュ
🔷 ハンドウォッシュ 🔷 ボディローション 🔷ソープ
バスルームのアメニティはヨーロッパのラグジュアリーブランド「BYREDO(バイレード)」のものでした。
シャワールームにはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが準備されています。こちらのシャンプーなどは香りはすごく良かったのですが、髪が軋んだので持参したシャンプーを使用しました。
香りはすごく気に入ったのでハンドウォッシュとボディーローションは使わせていただきました。自宅でも使いたいなと思いお値段調べたところボディローションは¥8,690でした😱
簡単に欲しいなどと言ってごめんなさい。
BYREDOが気になったので、仙台駅にあるsukiyaに他の香りも試しに行ったところ、今回のアメニティで使用されていた「BAL D`AFRIQUE」が1番良かったです。
歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ+シェイビングクリーム、アメニティBOX
歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリなどが準備されていました。
その他にアメニティBOXが2つあり、1つはコットン、シャワーキャップ・ソーイングキット・綿棒が入っていました。
もう1つの「C.O.BIGELOW」と書かれたBOXにはメイクアップリムーバー・スキンローション・フェイスフォーム・ミルクローションが入っていました。
C.O.BIGELOWはアメリカ最古と言われているアポカセリーブランドで発明家のエジソンやルーズベルト大統領夫人も愛用者の1人だったとか。初めてみるブランドでした。
ドライヤー
ドライヤーはパナソクニックのナノケアでした。自宅でもナノケアのドライヤーを使用しているので嬉しいです。高級ホテルだとドライヤーのグレードも違います。
バスタオル、バスローブ
ふかふかのバスタオルやバスローブが充分に準備されています。
お部屋のアメニティ
テレビ
設置されているパナソニックのテレビではNetflix、アマプラ、YouTubeなども見ることが出来ます。夜にルームサービス食べながら鬼滅の刃見てました(笑)
DENONのサウンドバーも設置されています。
Wi-Fi
無料のWi-Fiの速度は非常に早いので、インターネットも動画のストリーミングも止まることなくサクサク動いて快適です。
飲み物
無料のお水やネスプレッソ、ドイツの紅茶メーカーのロンネフェルトの紅茶やハーブティー、緑茶が準備されていました。
ミニバー
岩手の地酒やクラフトビール、ソフトドリンク、お菓子などが準備されていました。こちらは全て有料です。
さすが高級ホテルお値段お高めです😭
ケトル、グラス、カトラリーなど
デロンギのポットやグラス類、カップ&ソーサー、ナイフやフォークなども準備されていました。
ナイトウェア、スリッパ
ナイトウェアは苦手なシャツ型なので、リラックスするために自宅から持っていきました。
スリッパはペラペラ系です。さりげなくインターコンチネンタルマークがついています。
アイロン・アイロン台、空気清浄機
アイロン、アイロン台、空気清浄機も準備されていました。
夫の運転の疲れもあったので、アペロの時間までお部屋で一休みします。(アペロの内容も別記事にします。)
次回の記事ではアフタヌーンティー、アペロの様子とルームサービスを紹介します。
コメント