京都旅2日目。本日の京都のお天気は晴れで気温は31℃/19℃。もうすぐ10月に入ろうとしているのに30℃越えです。
ホテルをチェックアウトして、JR新大阪駅から京都線の新快速に乗って約20分で京都駅に到着しました。
スーツケースがあるので、今日宿泊するウエスティン京都の京都駅にあるサテライトコンシェルジュにスーツケースを預かってもらいます。大きな荷物もなくなり身軽になったので、京都散策開始です🚶♀️
2時間待ち!?パンとエスプレッソと嵐山庭園
最初の目的地は嵐山です。嵐山ではパンとエスプレッソと嵐山庭園でパンを朝食に食べることと、夫のお気に入りのお寺の天龍寺に行きます。
JR山陰本線に乗って嵯峨嵐山駅に向かったのですが、駅のホームから海外からの観光客がたくさんで電車の中も満員でした。
電車に揺られ17分、嵯峨嵐山駅に到着です。今回の旅では省エネモードで行こうということでタクシーで目的地に向かいたかったのですが、駅には全くタクシーがありません。残念ながら歩くしかないです😢
歩くのを嫌がるを夫を横目に分で最初の目的地パンとエスプレッソと嵐山庭園に到着。こちらでは築210年の京都府指定有形文化財 旧小林家住宅でパンを食べることが出来ます。
やっと楽しみにしていたパンを茅葺屋根の古民家の雰囲気のある場所で食べるぞ〜‼️とルンルン気分になっていたところ、ウェイティングリストがなんと2時間待ち‼️10時前に到着したのに2時間待ちとは…日曜はオープンと同時に行かなければダメなようです😭
早速険悪なムードが流れます。空腹とマジ時間は旅のテンションが下がり喧嘩の元になります。
困ったなぁと思っていたところ、隣りにテイクアウト専用のお店があったので、こちらでパンを購入して、桂川を眺めながらピクニック気分で外で食べることにしました。
保津川下りのお客さんたちの様子を眺めながらパンをかじり、しばし朝食タイムです。
購入したのはパンスイス、ホットドック、ハーブ香るマッシュポテトとウインナー、西京味噌ミルクフランス。特にお気に入りだったのが、抹茶のパンスイス。ブリオッシュ生地が何層も重なっていてパリパリ食感でした。ボロボロになって正直食べにくさを感じますが、抹茶ガナッシュも濃厚ですごく美味しかったです。他のパンももちろん美味しかったです。
4つのパンと袋で約¥1,500でした。
必見!天龍寺の雲龍図
パンを食べた後は天龍寺に向かいました。天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山で、1994年には世界文化遺産にも登録されました。
大方丈から曹源池を眺めるのが私の癒しスポットだったのですが…
人がすごい…心を落ち着かせる所ではなかったです(笑)
観光客のみなさまはこちらのお寺が禅宗と理解されているのか、書院の畳の上で座禅スタイルで曹源池を眺めている方は多かったです。
こちらの書院には中国禅宗の開祖とされている達磨大師の絵が飾られています。眼光の鋭い眼差しと赤い服が印象的です。
天龍寺には特別拝観料を支払って住職が仏法を説く空間の法堂を見学することが出来ます。こちらは撮影禁止なのですが、法堂の天井には直径9mの円形枠いっぱいに大迫力の龍の絵が描かれています。
夫はこの雲龍図を初めて見た時に感動したようで、京都に行って何がしたい?と聞くと、天龍寺の龍が見たいと言います。この絵は暑さ3cmの杉板159枚を貼り合わせ、全面に漆を塗りさらに白土を塗った上に直接墨色で描いています。雲龍図は八方睨みの龍として描かれており、どこから見ても見る人の方を睨んでいるように見えます。
まさにドラゴンボールに出てくる神龍ようだね❗️カッコいい✨
こちらの法堂は全く見学者がいなかったので、静寂の中ずっと雲龍図を眺めている時間はまるで瞑想しているような時間でした。
襖絵が豪華絢爛 二条城
天龍寺の後は、電車とタクシーを乗り継ぎ、二条城に向かいます。NHKの大奥のセカンドシーズンがまさに大政奉還が出てくるので、実際に大政奉還に関わる場所を見てみたいと思い行ってみました。
二条城は1604年に江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするために築城されました。前述の通り、1867年には15代将軍の徳川慶喜が二の丸御殿で「大政奉還」の意思を表明したことが有名です。こちらも1994年に世界文化遺産に登録されました。
二条城の中は本丸御殿と二の丸御殿や庭園があるのですが、もう既にお疲れモードの私たちは二の丸御殿だけ見学することにしました。
唐門から入って行きます。こちらの唐門は極彩色で松竹梅、鶴、唐獅子などの豪華絢爛な装飾が施されています。
唐門を通り抜けると二の丸御殿があります。こちらの二の丸御殿の中は残念ながら写真撮影禁止です。
印象的だったのは襖の絵が豪華絢爛・大迫力で美しかったこと。松や虎、鷹など徳川家の権力を示すようなモチーフの絵が多かったです。夫と自分が弱小大名でこんな豪華な内装の別邸見せつけられたらぐうの音も出ないし、徳川家に迎合するよねーと言っていました(笑)
襖絵だけではなく天井までも素晴らしくモダンでマスキングテープにして売って欲しいくらいでした。
海外の観光客はしっかり母国語を話せるガイドさんをつけて見学していました。こちらでは時間帯によっては日本語ガイドツアーもあるようで、今回は日本語ガイドツアーの時間帯に間に合わなかったのですが歴史的建築物を見る場合はガイドさんがいる場所であれば、ガイドさんをつけた方が歴史的背景を深く学ぶことができるのでおすすめです。
今回二条城を見学できたおかげで大奥のセカンドシーズンも楽しくそして実際のイメージを膨らませて観ることが出来ました。
2日目はまだまだ続きます〜
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