青蓮院門跡の次は、タクシーで圓徳院に向かいました。
時間と体力勝負の40代弾丸旅はタクシーアプリが必須
今回の京都旅は時間と体力勝負なので頑張って歩きすぎず、タクシーを多く使用して体力を温存しました。電話でタクシーを呼ぶのも良いですが、たくさん街中にタクシーが走っている京都ではアプリが便利です。アプリでも呼べばすぐに来てくれるし、支払いもアプリ内で出来るので、スムーズに乗り降りが出来ます。
タクシーアプリはGOを使用していたのですが、乗るたびになぜか割引クーポンが発行され、タクシー代がお得になりました。(入会したてまたはキャンペーン中だったからなのでしょうか?)
対象のアメックスカードを提示すれば無料で拝観とお茶がいただける圓徳院
青蓮院門跡からタクシーで約8分、圓徳院に到着しました。
圓徳院は豊臣秀吉の正室北政所ねねが晩年過ごした場所です。対象のアメリカンエクスプレスのカードを提示すると下記の特典と受けることが出来るとのことで、アメックスのカードを作ってから京都に行った際は是非訪れてみたいと思っていました。
アメックスの特典を受ける場合は、正面入口とは違う入口から入らなければならいので要注意です。入口の場所がわからないので、正面入口の受付の方にお聞きしたところ、地図を頂きました。
小径を進んでいくと客殿の入口が見えてきました。アメックスのマークもあります。
カードを準備して、鐘を鳴らして待ちます。そうすると圓徳院のスタッフさんがお迎えに来てくれます。
クーラーの効いた客殿に案内されました。1人1人座れる椅子とテーブルが用意されています。こちらで夏は冷たい麦茶か冷やし飴をいただくことが出来ます。
豊臣家の家紋の五七桐紋がついている蓋付き茶碗を開けると、中身は氷が入った冷やし飴でした。
東北人の私にとって冷やし飴に馴染みがなく、調べてみたところ関西では夏の定番の飲み物で麦芽水飴をお湯で溶き、生姜のしぼり汁やおろし生姜を加えた飴湯を冷やした飲料で夏場の暑気払いとして飲まれたているそうです。
こちらの客殿でしばしピリッと生姜が効いた冷やし飴をいただきながら、小休憩です。
てっきり冷たくした飴ちゃんか水飴みたいなものが出てくると思ったよ〜
冬場に生姜湯を好んで飲んでいるからお馴染みの味だったな。
圓徳院さん、ご馳走さまでした!
圓徳院では下記の様々な禅寺体験が無料で出来るとのことで、冷やし飴を頂いた後は客殿から方丈に移動して写経を体験しました。
薄く印字されたお経の文字をテーブルに備え付けられている筆ペンでなぞり書きしていきます。筆や硯など使用せずカジュアルなスタイルで出来るので、気軽に体験することが出来ます。
一字三拝といい一文字に三回拝むくらい丁寧に書き込みます。私がなぞり書きしたものは印字からはみ出ているので、心の乱れが見えます(笑)
方丈からは枯山水の南庭を臨むことができ、年中お花や木々が愛でられるように工夫されています。
私も早くお庭の季節の花を眺めるような隠居生活がしたい(泣)
北庭に移動すると池泉回遊式の枯山水のお庭を楽しむことが出来ます。南庭とは違い大きな石で構成されているので、力強い印象のお庭でした。
飲み物と素敵なお庭を無料で楽しむことが出来るので、対象のアメックスカードをお持ちの方は是非訪れてみてください。アメックスとお持ちでないない方も無料で禅寺体験が出来るのでおすすめです。
今回訪れた寺社の中でも豪華絢爛ではないのですがアットホームで温かみのある場所だったので私のお気に入りの場所になりました。
次はタクシーで三十三間堂に移動します。道中、平日にも関わらず道路は混雑、清水寺近くのバス乗り場は長蛇の列と京都のオーバーツーリズムを目の当たりしました。
1001体の千手観音と躍動感が半端ない二十八部衆は必見 三十三間堂
圓徳院からタクシーで約10分、三十三間堂に到着しました。
三十三間堂は平安時代に後白河上皇が平清盛に命じて創建した蓮華王院の本堂です。本堂内陣に柱間が33あることから三十三間堂と呼ばれることになったそうです。本堂の幅は120m、奥行き22mもあり、日本一長い木造建築と言われています。
三十三間堂の中には千手観音坐像を中心に1001体の千手観音像があります。これらの観音像は国宝にも指定されています。千手観音立像は10列壇上に並んでおり、1体1体表情が異なり、会いたい人に似たような仏像があると言われています。これらの観音立像がどのようにしてメンテナンスされているか非常に気になります。
1001体の千手観音像にも圧倒されるのですが、私が最も素晴らしいと感じたのは二十八部衆です。躍動感が半端なく表情も豊かでまるで生きているかのようです。人間味があるところにも親しみを感じます。楽器を持っている方もいれば、動物を神格化した方もいます。
まるでヒーローオールスターズのようです、フィギュアにして自分の部屋に置きたいくらいです。
実は仏像大好きなんだよね〜
みうらじゅんさんの仏教の本とかDVDも見ちゃう!!
特に風神と雷神の筋骨隆々とした強さはずっと見ていても飽きません。雷神はひざまづいて下から眺めると天井の垂木が稲妻のように迫力が増すと言われています。海外の方もひざまづいて眺めていましたよ。
三十三間堂で私達の弾丸京都旅は終了です。タクシーで京都駅に移動してお土産購入タイムです。購入したお土産は別記事にします。
京都駅の伊勢丹でお土産を購入した後は、京都駅にあるウェスティンホテルのサテライトでスーツケースを受け取り、伊丹空港に向かいます。
京都駅から伊丹空港、そして仙台空港へ
行きは神戸空港を利用しましたが、帰りは伊丹空港から帰ります。
京都駅から伊丹空港までは八条口のバス乗り場から伊丹空港行きの連絡バスが便利です。
ちなみにANAのアプリの空港アクセン検索を使用すると保安検査場締切時刻から逆算した時間で空港までのアクセス方法を教えてくれるので便利です。
伊丹空港までは55分、料金は1,340円でした。平日なのでビジネスマンの方が多かったです。
ホテルの朝食を食べてからずっとお腹いっぱいだったので昼食を食べず、伊丹空港の名代とんかつかつくらで夕食をいただきました。夫は神座のラーメンを食べたかったようです(笑)
いつもの空港ルーティンの展望台からの飛行機鑑賞を終えた後は搭乗時刻まで余裕があったので、ANAラウンジでゆっくりします。いつものおつまみスナックの他に珍しくルマンドやチーズおかきがありました。
帰りの飛行機はA321のモニター付きだったので、アニメのすずめの戸締りを見ました。飛行時間が短く最後まで見ることが出来なかったので、家に着いたらアマゾンのレンタルで続きを見ました。アニメと見ていたらあっという間に仙台空港に到着です。
今回の旅も弾丸旅だったので体力的にはしんどかったのですが、充実した京都旅となりました。当面お仕事頑張れそうです。次の旅はいつ行けるでしょうか…ではでは〜👋
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